fastlane勉強会 vol1
kohei_tabata さん主催 fastlane 勉強会に参加してきました。いつも通り、スーツにて(笑)
Fastlane とは、iOS や Andoroid のビルドや、リリース作業の軽減を図るためのツールです。Ruby で書かれています。
挨拶
kohei_tabata さんから、挨拶。
Fastlane について、以前、AKiba.swift でハンズオンを行ったが、その時の反響などを踏まえて、需要ありそうだなということで始めることにしたとのこと。
月1回の定期開催が目標。
会場説明
tamaki さんから、会場の説明と諸注意について。
会場は、冒頭の写真ロゴで有名な株式会社Origamiさん。お洒落なオフィスでした。ガラスで部屋を仕切るとか面白いですが、自社ソリューション中心だからできるのかなと、ちょっと羨ましく思いました。
https://about.origami.com/about.origami.com
最近は、決済ソリューションとしての Origami にとても興味があります。
タクシー会社の日本交通さんとのタッグは、これからの新しい流れができるのではないかと思っています。
今回の参加費の決済にも活用されました。コミュニティの決済に活用できたら便利かも。
fastlaneとは?fastlane導入のメリット
- 説明 kohei_tabata さん
説明はスライド通りです。
ローカルで、Description を作成してアップロードはいいかもです。
その方が、管理しやすいです。
fastlaneを導入してみた話
- 説明 Koya Yagisawa さん
Akiba.swift のハンズオンを受けて、簡単で試して使えそうと判断したとのこと。
説明ついては、担当案件に限った話とのこと。
属人性を減らせるという点は興味ありますね。
証明書、iTunesConnect周辺に課題あり。納品形態によるところもあるという話は、解消できたら是非教えてもらいたいです。
参考。Crashlytics を知らなかったので。
ハンズオン
用意してくださっていた以下の手順を元に作業。
以下のリポジトリを、git clone します。
前回のAKiba.swift のハンズオンでは、deliver が破損していたので、今回は、gem を用意したとのこと。ありがとうございました。
おおむね手順通りですが、私がハマったポイントだけ。
僕は、rbenv install 2.3.1 のステップで、以下のようなエラーが発生
dyld: lazy symbol binding failed: Symbol not found: _clock_gettime Referenced from: /private/var/folders/ns/17zh23xx225br0gn_7n0jl3h0000gn/T/ruby-build.20170221200724.74542/ruby-2.3.1/./miniruby (which was built for Mac OS X 10.12) Expected in: /usr/lib/libSystem.B.dylib dyld: Symbol not found: _clock_gettime Referenced from: /private/var/folders/ns/17zh23xx225br0gn_7n0jl3h0000gn/T/ruby-build.20170221200724.74542/ruby-2.3.1/./miniruby (which was built for Mac OS X 10.12) Expected in: /usr/lib/libSystem.B.dylib dyld: lazy symbol binding failed: Symbol not found: _clock_gettime Referenced from: /private/var/folders/ns/17zh23xx225br0gn_7n0jl3h0000gn/T/ruby-build.20170221200724.74542/ruby-2.3.1/./miniruby (which was built for Mac OS X 10.12) Expected in: /usr/lib/libSystem.B.dylib dyld: Symbol not found: _clock_gettime Referenced from: /private/var/folders/ns/17zh23xx225br0gn_7n0jl3h0000gn/T/ruby-build.20170221200724.74542/ruby-2.3.1/./miniruby (which was built for Mac OS X 10.12) Expected in: /usr/lib/libSystem.B.dylib make: *** [.rbconfig.time] Trace/BPT trap: 5 make: *** Waiting for unfinished jobs.... make: *** [encdb.h] Trace/BPT trap: 5
が発生したので、以下の記事を読んで、
以下のように実行。
$ xcode-select --install
そして、rbenv install 2.3.1 を再実行して完了。
もう1点は、サンプルプロジェクトの Automatically manage signing の設定のチェックで、自分の Developer Account に設定にして、事前に作成した Adhoc の証明書を選択しましたが警告が消えずに悩みました。結局、Xcode に古い証明書が残っていたことが原因のようでした。
Xcode – Preferences を選んで、Account を選んで、右下のView Details を選択すると、以下の画面がでるので、以下のように整理しました。
そうすると、警告は解消されました。
ということで、Adhoc用の証明書をセットして、
$ bundle exec fastlane gym --export_method "ad-hoc"
ipaができたか確認します。
$ ls *.ipa fastlaneSample.ipa
ipa が作成されたことが確認できました。
fastlane のディレクトリの下に、fastlane/Fastfile が用意されているので、
DEPLOYGATE_API_TOKEN = "" DEPLOYGATE_USER = ""
の部分を、事前に作成した DeployGate(https://deploygate.com/)のアカウントにある自分のアカウント名称と、API_TOKEN で書き換えて保存。
$ bundle exec fastlane beta
DeployGate で、アプリができたことが確認できます。これは、ちょっとスゴイ。
僕の場合は、自分のアプリをリリースする前に、ご協力頂いた人に事前レビューをお願いしているのですが、そのようなシーンで活用できそうです。
懇親会
いろいろな方とお話できました。先週末の私の Swiftビギナーズでの発表を聞いた方がいらして嬉しい限り。
あと、自分はまだまだ若いつもりでいるので、今まで通り頑張りますよ。
懇親会、いろいろ手配下さった Origami の方々に感謝。メンターを実施してくれた方々に感謝です。
いつもいつもお世話になってばかりの方々が多く、本当にありがとうございました。
try! Swift のイベントで、来日される Felix Krause氏に、今回作成された Tシャツ着てもらえたら嬉しいですね。
どういう結末になるか、楽しみにしています(笑)
参考
主催者の kohei_tabata さんによる振り返り。bento.jp は初めて知りました。
メンターのダンボー田中さんによるブログ
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