日本経済新聞から
NTTドコモはPHS(簡易型携帯電話)事業から撤退する。4月にも新規加入の受け付けを停止し、2、3年後をめどにサービス自体も取りやめる。
うは。遂に来たか。いや、やっとかな。これで、契約者を伸ばすKDDIを追撃?
アステル東京を運営する鷹山も、WiMAX方式を採用したFWAによるIP携帯電話サービスという形で生き残りを図るらしい。もう、PHS事業者ではなくなる。メールサービスも終了するようですし、かなり厳しい状況。
ちなみに、WiMAX方式については、ITmediaの記事に詳しく説明されてる。
PHS事業は、3グループあったうち2社が撤退。残ったのは、WILLCOMグループのみ。携帯電話の新規参入も検討されているけど、この事業の失敗は見習って欲しいよね。
そもそも、簡易型携帯電話って名前がダメだと思うし。そう、PHS使っている人のために、希望者には、WILLCOMに移行するオプションを….って、ドコモはやらないかな。
(はてなのウィルコム沖縄が別グループという解釈は変だと思う。80%も資本もってたら、立派にグループ会社だよ。)
[追記]
予想通り否定の報道があったようだ。
ドコモ広報部は「現時点で何も決まっていない。どこからこういった話が出たかも不明」とするコメントを出した。
てことは、廃止もありうるのか。ドコモも、PHSもそうだけど、PDC方式の携帯電話も早期に終了して、FOMAに経営資源を集約すればいいのに….。
最近の携帯事業会社、一番大変なのは、ボーダフォンだろうなぁ。モロー氏という昔の日本テレコムの社長さん。
ライブドア(夕刊フジ)より、
「着うた」などのヒットで快走を続けるauに激しく追い上げられているほか、ADSLの「ヤフーBB」で価格破壊を実行したソフトバンクなども新規参入に意欲を燃やしている。さらに、来年には他社の携帯に移っても電話番号が変わらない「ナンバーポータビリィティ」(番号継続制)が導入される見通しで、顧客獲得競争は激化する一方。
そっか、もしかすると、新規参入が認められる可能性は0ではないから、今整理しないと、ドコモ、苦しいかもな。
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