既に報道で出ているように、ジャストシステムの一太郎と花子に関する松下電器の訴訟のおいて、判決が出た模様。
問題となったのは、一太郎と花子に搭載された「ヘルプモード」機能。マウスの絵と?マークによるボタンをクリックしてヘルプモードをオンにしておくと、マウスカーソルに合わせて各機能の説明文がバルーン(吹き出し)内に表示される。ジャストによると、一太郎ではバージョン7(1996年2月発売)以降に搭載されている。
ジャストシステムリリースを見てて思うけど、この時期の判決って陰謀を感じるのは私だけですか?私は発売されたら買う気満々ですよ(^^)
判決に関しては、これ主張したらWindowsアプリケーションみんなそうじゃんと思うのは私だけではないはず..。
私個人としては、一太郎は、JX-Wordの頃から使いはじめ、一太郎(ワープロ)・花子(図形プロセッサ)・三四郎(表計算)、五郎(データベース)とフルラインナップを使っていました。もっとも、この問題となっているヘルプ機能は実装された直後は使ったことが多少ある程度でほとんど使いません(苦笑) 一太郎で有名な「ESC」メニューを多用するからなんですが。
まぁ、私の意見がジャストシステム寄りなのはそのへんの事情もある(笑) レッツノートも大好きだけど、今回は味方になれそうにない。
さて、IRCで話題になったのは、訴訟そのものでは実はありませんでした。毎日新聞を見ると、
高部真規子裁判長は特許権の侵害を認め、両ソフトの製造・販売の中止と在庫の廃棄を命じた。
高部真規子裁判長でぐぐってみると、以下のような訴訟を手がけているようだ。
飲食チェーン和民をてかげるワタミフーズと魚民などを運営するモンテローザの赤い看板に関する商標訴訟。
俳優の高知東急を相手に「東急」の文字を含んだ芸名を使用しないよう求める訴訟
化学調味料である味の素、アスパルテーム訴訟
「ミシュラン」の商号使用に関する訴訟
日立金属の永久磁石の素材に関する特許訴訟
小林亜星作曲のCMソング「どこまでも行こう」と、服部克久作曲のフジテレビのあっぱれさんま大先生の番組テーマ曲「記念樹」との著作権侵害に関する訴訟
ずいぶんとたくさん手がけていらっしゃいますが、おおむね原告が勝つという不思議な裁判官のようでいらっしゃいます。
ただ、アスパルテームの訴訟に関しては、社員研究者の発明に関する料率を定めたという点においては、先日の青色ダイオードに関する訴訟にも影響を与えているようです。
[追記2005/02/02]
セキュリティーホールmemoでも取り上げられていた。そこにslashdot.jp, の該当スレへのリンクがあって見てみると、非常に面白いものがあった。
この日経の記事の写真はなんですか(笑) そんな松下製品会見場で使ったらダメでないんかい(笑)
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