総務省では、最近、「携帯電話用周波数の利用拡大に関する検討会」なるものをやっている。今、話題のソフトバンクが議論の中心のせいか、ITmediaでも、800MHz帯でないと「ダメ」???携帯周波数会合第5回としても、取り上げている。ここのところ、テレビなどを含め周波数再編の議論がささやかれているのである。
コンシューマーの移動体通信には、800MHz帯、1.5GHz帯、1.9GHz帯、2.0GHz帯が割り当てられており、1.9GHz帯は、PHSに。残りは携帯キャリア、2.0GHz帯は、第3世代携帯専用として割り当てられているのである。
アマチュア無線をちょっとかじった人ならわかる通り、周波数は低いほうが一般的に到達距離が長く特性も良いものがあります。なのでこんな議論になってしまう訳で。
ちなみに、周波数の再編は、テレビはデジタル化によって集約、整理されます。業務無線も一部の割り当てが廃止されます。あと、無線LANも国際的に統一する動きに日本も同調するようです。
携帯電話もPDCと国内のCDMAOneは、国際的には上りと下りが反対なのでこのあたりも整理される模様。
<後ほど追記>
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