尼崎というところで、大きな列車事故があったらしい。ニュースを見て知って、相変わらず報道はいい加減だなぁとか、思うところがあったのでいろいろとメモ。
ひとつめ。テレビ映像を見て思うところがあって、24時間体制で救助活動をするレスキューの人たち、重機を動かす人たち、そして、何よりも事故があって、その直後に駆けつけて救助活動にあたった地域の人たちを見て、日本もまだまだ捨てたもんじゃないなぁと思いました。氷やタオルをかき集めてきて、いつのまにかバケツがあり、対処をしていく人たちを見ていると、震災の影響や関西の人たちの人間性もあるんだろうけど、凄いなぁと思った訳です。報道じゃロクすっぽ触れないので、ちょっとムカついてます。
ふたつめ。亡くなった方に、列車の安全運行を司るシステムに関わるSEの方がいたそうです。どんな方であれ、同じSE系統の商売をしている人としては、ちょっと興味をひかれた。その人の職業を知ることは出来ないけど、ちょっと皮肉だなぁ..と。同じシステム屋としては、自分で作ったシステムで回避できたのかもしれないのになぁ…と。
みっつめ。夕刊フジの記事何?バカじゃないの?今の議論の対象ではないし、テレビ報道も、JR西日本が悪い、運転手が悪いという論調。非難するのは簡単。でも、どなたかインタビューに応じた方の答えに印象的な一言があって、「日本全体がゆるんでいる」と。私はちょっと意見は違うけど、社会にもその遠因があるのは事実だと思います。
JR西日本が、ATSの改修を進めていたそうだけど、そもそも、「秒単位」で管理するダイヤというのに異常さを感じます。日本の社会全体が、そんなに急いでいるのかなぁ….と思う訳で。
別にのんびり行くのが全て良いわけではないけど、もっともっと余裕もって世の中流れる必要があるんじゃないかなぁ…と思ったり。
いつもシステム作りしていて思うんだけど、あまりに「人間はミスする」という前提で作っていないものが少なすぎると思いますがねぇ。
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