はじめに
この記事は、SORACOM Advent Calendar 2020 の 12/24 の記事です。
SORACOM Explorer 2020
SORACOM Explorer 2020 が終わりました。私はメインスタッフだったのかな?完全裏方参加という感じでしたが、けっこう面白かったですね。アーカイブも公開されたようなので、よかったら見てみてください。
この話は別途、書きます。
M5Stack Sigfox モジュールを衝動買いした
ちょっと前の話ではあるのですが、Sigfox デバイスが一つ欲しいなと思って、M5Stack用のものをスイッチサイエンスのサイトから買ってみました。
Sigfox とは、LPWA の一種で、1回12バイトまで、1日140回まで送信可能という仕様のようで、通信速度は上り100bps、下り600bpsしかないです。
だけど、周波数も920MHz帯と比較的低め、帯域幅も100Hzなので、これだとアンテナにもよりますが電波飛びますよね。
140回ということは、10分に1回送信したとすると1時間に5回、24時間だと120回なので、だいたいこのあたりからきてる感じですかね。
12バイトだとものにもよるけど、測定数値であればだいたいいけそうかなと。
昔、仕事でテレメータのデータとか収集して帳票作るなんていうシステムやりましたが、あれも10分単位でしたね。
使い道は、こうなると測定データを送信する用途ですよね。
電力的にも回路の作り方にもよるけど、これならマイコン使って乾電池で駆動できるのではないかなと思って、研究用に以前から買おうと考えていたので買ってみました。
課金の話
Sigfox というのは、1国1キャリアという制約があるようで、日本では京セラコミュニケーションズ(KCCS)が提供しているようです。
で、買った時にあまり考えていなかったんですが、Sigfox には1年間の無料ってのがあるんだというのをスイッチサイエンスのサイトで知りました。ろくにサイトの注意書きも読まずに月額料金も調べずに買うとか我ながら私はアホだなとか思いました。
以下にあるのですが、
COM.X SigfoxはDevkit扱いとなっていますので、1年間の無料回線が付いています。こちら: Sigfox Devkit(開発キット)を1年間の無償回線で利用するを参考にSigfoxクラウドへデバイス登録してください。2年目以降は、同サイト(Sigfox Buy)から回線購入して、継続利用することも可能です。
継続料金については、サイトを見てみると、
年間1,000円なので、だいたい1ヶ月換算で100円くらい?3GのSIM使うよりは安いですかね。
SORACOM Air for Sigfox の利用料金は以下にありました。
1440円/1年でちょっとKCCSさんより高いですが、10円/月のSORACOMの利用料金が含まれているそうで、Beam/Funnel/Funk の単価が、0.0018円なので、これに、送信できる回数の140回をかけて、月で30日だとすると、7.56円なので、普通は、年額1440円払えば、それ以上の支払いは発生しない計算で設計されているんですね。
あと、別途、1440円/台の登録料がかかるのが悩ましいですよね。
私は個人のお遊びなのでいいのですが、KCCSさんとの関係性も理解しつつも、もうちょっとなんとかならないのかなぁ…というのが個人的な意見です。
SORACOMに登録してみた
実際の登録は、SORACOM の Maxさんが公開してくれている記事があるので、こちらを参考に登録していきます。
ここにあるスケッチを描き込んでやればそれで、PAC-ID が取得できる模様。
PAC-ID は、シリアルで接続できなかったので、画面から拾って入力。
無事登録完了です。思ったより簡単でした。
まとめ
今回は実際の登録と課金について書いてみました。#ソラコムサンタ 的に言えば、このデバイスもできれば、SORACOM さんで販売してくれないかなとか思いました。
このあとは、実際にプログラムを書いてみて、どんな感じにできるのか試していきたいと思います。
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